アメリカの有機農業

今日は時事ネタです。

 

農業新聞にアメリカの有機農業に関する記事が載っていました。

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アメリカの有機認証面積は90万haだそうです。

肝心の日本は2.9万ha。

「少ない」と思うかもしれませんが、

全耕地面積に対する割合では、アメリカが0.2%で、日本が0.6%。

日本のほうが多いんです。

アメリカは化学肥料と農薬を使った大規模経営が多いからでしょうか。

 

しかし上には上がいるもので、欧州各国では軒並み2%以上で、イタリアでは6.3%で、

95万haもあります。

95万haもどうやって除草剤を使わずに草取りしてるんでしょうか。

 

しかしこの各国の違いですが、政策、個人の環境意識、農業の構造など、

色んな背景があるんでしょうね~。

もっと良く調べて見たらおもしろそうです。

 

 

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雨水

タイトル「あまみず」。

ではありません。「うすい」です。二十四節気の一つ「雨水」です。

今年は2月の19日です。簡単に言うと、雪が降っていた気候も少し寒さが緩み、雨に変わってくる、

というニュアンスのようですね。

しかし、「立春」を過ぎて、「雨水」までの頃、

まさに今頃が実は一番寒さが厳しいのではないのでしょうか。

「大寒」の頃よりも今頃の方が寒いなあ、と自分では思っているのですが、どうでしょう。

 

ご存知のように、週末は北日本を中心に大荒れ・極寒の天気でした。

「つくばは雪にはならないだろうし、大して影響ないでしょう」と高をくくっていたら、

ものすごく影響を受けました。風速10mを超える勢いで北西の風が農園に襲来し、

多くのビニールマルチやトンネルを剥ぎ取っていきました。ハウスの一部も被害を受けました。

いやあ、今回の風は本当にすごかった。

明日はトンネル直しやマルチ直しに明け暮れそうです。めげずに頑張ります。

 

それから、週末はとても寒く、風が吹き荒れていましたが、それにもかかわらず農園には

ゲストがいらっしゃいました。

これはその時の写真です。

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鍋作りをしている「社長」と「K澤氏」です。真剣な面持ちです。

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農園の野菜たっぷりの(リーキ・ジャガイモ・ニンジン・大根など)鍋。

70~80杯分くらいはできました。とても体が温まり、美味しかったですよ。

皆様もぜひモアーク農園の野菜で鍋料理をお試しください。

ではまた次回。

 

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En Mi Opinion

つーか、いきなりなんですけど、マジな話、俺、レンコンがめちゃめちゃ好きなんですよ。
「冬はやっぱり鍋だよね!」みたいなことはよく言われますが、俺の中では断然「冬はやっぱりレンコンだよね!」ってなります。
サラダにしてもよし、煮物にしてもよし、キンピラにしてもよし、揚げてもよしのオールマイティー的な憎いやつ。
しかも、数多あるインターネット上の情報によると花粉症にも効果あるみたいな。
まさにレンコン is GODですね。

けど、まぁモアークではレンコンは栽培していないんですけどね。

そういえば、今日2月3日は節分ですね。
東京ではいつの間にか「節分に恵方巻きを食べる」文化が侵食してまいりまして、
今日の帰りの北千住の某地下食品売り場でも行列ができていました。
こういった現象を食品メーカーの策略なんて思ってしまう向きもありますが、
良い風習はじゃんじゃん取り入れちゃえーみたいな感じで、これはこれでアリなのかな、って思いました。
で、私は行列には並びませんでしたが、恵方巻き買いまして、西南西を向いて無言で無病息災を祈願しつつ美味しく頂きました。

そういえば、ちぢみほうれん草
これ、レンコンを凌ぐ勢いで俺の中で大好き野菜ランキング急上昇中。
先日作った、ちぢみほうれん草とタマネギとベーコンのバターソテー。
ごくごく単純なレシピだけど、これが極ウマなんですわ。略して、GUですね。

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※後ろのチラ見してる物体はカジキのにんにく醤油ソテーです。

つーわけで、だらだらと書き連ねてきたわけですが、ウィスキーをちびちびやりながら、
iTunesであーだこーだとDJしながら書いていたら、すっかり1時間半も経ってしまいました。

以上、T村でした。

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みなさんこんばんは。月曜日担当伊藤です。しかし今日は火曜日です。

今シーズン初めて雪が積もりました。筑波山も雪化粧。

 

雪は昨夜から降り始めまして、私が農園から帰途につく頃はそれなりに降っていました。

つくばは閑静な町ですが、雪が降るとさらに静かに感じます。

今朝は既に止んでいて晴れていましたが、薄らと積もっていました。

自転車で通っているんですけど、農閑期の田畑が広がっている土色の景色の中を普段は駆け抜けて来ますが、今日は一面銀世界が視界に広がっていました。

道は凍結して危険でしたが、少し澄んだ気持ちになりましたね。

以前雪が積もる地域に住んでいた頃は、生活圏内に雪はいらないと思っていましたが、

年に一回くらいは降るのもいいなと思いました。勝手な考えですが。

 

幸いにして農園の被害はゼロでした。

 
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寒暖の差と体調管理。

 こんにちは。 一月も明日で最後ですが、今年の一月は、新聞やニュースで御存知の方もいらっしゃると思いますが、野菜、とくに葉物類が、全国的に不作のようです。 

 新聞をはじめ、多くのメディアなどが、寒さの影響を挙げていますが、『気象統計上』は例年とそれほど変わりはないのです。 確かにつくばでも冷え込みの厳しい日も多かった、という体感はあるのですが、今年の一月の平均気温は、例年に比べて、著しく低くいということは無く、気象庁も、長期予報では、暖冬傾向との予報を変えていません つまり、例年通りの気候ということになって、何事も無かったということになるのですが、野菜にはそれが当てはまらないようです。

 では何がいつもと違うのかと私なりに考えてみると、気温のアップダウンの激しさに原因があるのではないこという気がします。 実際、つくばでも、マイナス6度前後の日が続いたかと思うと、春のような陽気が、突然訪れたりしました。

 例えば、人間は、気温が、徐々に変化したり、一定の時には、著しく暑かったり寒かった場合でも、体調の変化はあまり起こりません。ただ、急激な温度変化が起きると、どんな人でもささいなことでも、体調を崩しがちです。 これが、同じ生き物である野菜にもいえるとすれば、全国の野菜の不作の原因は、寒さのせいだけではなく、寒暖の激しさも影響しているのではないのでしょうか。この私の考え、あながち、当たらずとも遠からじなのではないか思うのですが、いかがなモノでしょうか。

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