皆さんこんばんは。海開き担当伊藤です。
今日は海の日で天気もまあまあよかったのではないでしょうか。夏休みにも入りましたし、ヴァケイションですね。
そんな中、私は講演会にいって参りました。ゲルソン療法ってご存知ですか?ガンの食事療法で大量の野菜ジュースの摂取がメインとなっている療法です。簡単に説明しますとガンに侵された身体は、がん細胞だけが異常ではなく、一見正常に見える細胞も実は正常ではなく体全体の免疫機能が異常になっているといるため、がん細胞の除去だけは不十分だという考えに基づいた療法で、身体全体の免疫機能を回復させるため正しい食事で回復させようというものです。正しい食事というのが大量の新鮮な野菜ジュース。しかも、有機栽培されたものというわけです。
日本の医師は栄養学を勉強していないので、医療の現場で認知されているのは皆無に等しいということ。この療法には家族の協力が不可欠であることなど、講演者の星野医師&済陽医師と体験者の方がお話をされました。参加者にもがん患者及びその家族600人が訪れ、まさしく「命の授業」でした。西洋医学の限界を感じつつある医師が増え始めているようなので、このような代替医療は少しずつですが広まっていくことでしょう。
所感をここでは書ききれませんが、われわれ生産者は有機野菜を安定供給できるよう有機農業を広めていかねばと思ったわけです。そのためには有機農業従事者を増やす。増やすためには、有機農業というものを魅力ある産業に育て優秀な人材を獲得できるように下地をつくらねば。そのために目先の利益や情に流された安易な値下げなどはせず、労働に見合った報酬を得るためプロとして将来を見据えた啓蒙活動をする事が大切だと思いますね。
パネルを展示してしっかりとモアークアピールしてきました。
書籍:「誰にでもできる有機農業」にも興味を示す方も多く、沢山の方にお買い上げいただきました。