皆さんこんばんは。におわない伊藤です。
今日堆肥場で草の切り替えし作業を行っているようで、事務所にすっぱいにおいが届いております。
水をかけながら、山積になった草をかき混ぜるような作業ですが、草を醗酵させるという、いわば糠床を作るようなイメージです。いい糠床が美味しい糠漬けをつくるように、よい堆肥がよい土、よい野菜を作ります。
好きな人はこのにおいだけでご飯3杯いけるはずです。みなさんもご自宅で試してください。
(参照:誰にでもできる有機農業 P99)
ところで今年の夏は異常気象ですね。みなさんのお住まいの町はいかがでしょうか?日照不足で農作物が全国的に打撃を受け、野菜の価格が高騰しています。
このような日照不足の時にこそ有機野菜と農薬を使った慣行野菜の差がでてくると思いますね。
植物は光合成と土から養分を吸収しますが、有機栽培された作物は根が地中深くまでしっかりと張るので土から養分を吸収する力があります。日照不足時には光合成が低下してしまいますが、それを補うことができるのです。
反対に慣行栽培は根が張らずに葉ばかりが大きくなるので、光合成が低下すると影響がでてしまうと考えられます。
そう考えると、有機栽培というのは農薬を使用する慣行栽培に比べてリスクが低い、と言えると思いますね。
最後に今日の1枚。マイホームで有機栽培しているアサガオです。藍よりも青し。