こんにちは。経理部屋の大橋です。
前回書いたときには随分先だなあと思ったのですが、
3週間という時間も過ぎ去ってみればあっという間ですね。
さて、「素人農業者の素朴な疑問」3回目、張り切ってまいりましょう!
今回のお題はこちら。
ハウスの隣にそびえ立つこのネット、
これはいったい何でしょう?
(写真が青みがかっていて若干見にくいですね。スミマセン)
ずーっと前から気になってたんですよ。
なんでこんなところにこんなネットがあるのかなと。
で、早速素人農業者の疑問をプロにぶつけてみました。
今回も健太郎さんにご登場いただきます。
大橋 : 健太郎さん、このネットは何をするためのネットなんですか?
健太郎 : これは防風ネットです。ハウスに風が直接あたるのを防いでいるんですよ。
ここの土地は冬場に西から東に向けて強い風が吹くんです。
この写真で言えば左から右の方向ですね。
大 : なるほど、風を防いでいるんですか。ハウスに風があたるとよくないんですか?
健 : ええ、ハウスに強い風があたるとビニールが破れて剥がれたり、
骨組みのパイプが曲がってしまったりすることがあるんです。
この場所は写真左側に遮るものがなにもないので、比較的強い風があたりやすいんですよ。
大 : 改めて考えてみると、作物に影響するのは虫や病気だけではなく、
風を含めた天候全般を考えなければならないんですね。
健 : そうですね。天気は良い方が作業はしやすいし、ハウスも破壊されませんが(笑)、
日照り続きでは思うような収穫は得られません。農業で一番難しいところですが、
また面白いところでもあると思いますよ。
大 : なるほど~。ちなみに、防風ネットの効果の程はいかがですか?
健太郎 : お蔭様で、今のところビニールが剥がれてしまったりパイプが歪んでしまったり
といったことはありませんよ。
大 : その地域の気候や地形の特性、季節による変化などに合わせて対策をとっているのですね。
健太郎さんありがとうございました。
僕らの農園にはこの防風ネット以外にも自然とうまく付き合うための様々な工夫があるようです。
これからも素人目線でこれらの工夫を順次ご紹介したいと思います。お楽しみに。
ではまた次回。
次回のお題は、写真が間に合わなかったので次回までのお楽しみ。
次は6/18です (3週間先って遠く感じるんですよね)。