素人農業者の素朴な疑問(番外編)

こんにちは。経理部屋の大橋です。

今日はいつもと少し趣向を変えて、少し哲学的な疑問をあげてみました。

今日のお題はこちら

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「なぜ葉っぱは緑色なのでしょう?」

 

 

受験生時代に読んだ本に次のようなことが書かれていました。

 

植物は太陽の光を浴びて光合成により成長する。

言ってみれば光は彼らのエネルギー源。

最も光を吸収する色は?といえば、ずばり「黒」

効率だけを考えたら、葉っぱは黒い方がよいはず。

だけど葉っぱは緑色だ。

 

その著者は「科学的根拠は定かでない」とした上で、

自然に生きる生物達は満足基準で生きているのではないか

ということを言っていました。作り過ぎない。奪いすぎない。

黒を選ばず、あえて緑を選んでいる。

そこに学ぶべきはないだろうかと。

  

例えば、現代の会計学では、売上高や利益といった指標で企業の業績を判断します。

いずれもゼロから始まり、大きくなればなるほど良いと思われる指標です。

これらの指標を「目的」としてしまうと、効率だけを追うことになる。

近視眼的になる。

生産者をたたいてコストを下げたり、お客様をだまして利益を上げたり、

従業員を過労死させたり…。

こうしたことは、やはり長くは続かないでしょう。

企業というのは社会的な存在だと思っています。

お客様がいて、業者の方々がいて、そこで働く人々や、その家族がいて、

近隣地域の人達がいて、そして自然がある。

売上高や利益の裏側にある価値にもう少し目を向けて、

本物の価値を世に広めたい。

農園にいるとよく感じることですが、

自然に学ぶべきは多いと思います。

 

 

 さて、次回のお題はなににしようかな?

次は7/28です!

 

 

 

 

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