コンニチハ、黒川です。皆さん今回のタイトルにもなってる
『二百二十日(にひゃくはつか)』なる物をご存知でしょうか?
立春を含めて数えての220日目=立春から219日後の日で、
今年は9/11でした。
で、この日は雑節(※1)って物の1つなんですが、
なんでも昔から天候が悪くなる農家の三大厄日(※2)にも
数えられていると言う、怖ろしい日でして、台風の襲来や
強風に気を付けないといけない日だそうです。
自分は農家7年やってて、今年初めてその存在を
知りました・・・自分の無知が一番怖い。
現在でも、9月では12日が雨の特異日(※3)で、
17日・26日が台風の特異日になっているようなので、
統計を見ても言い伝えは当を得ていそうです。
今回の台風9号はつくばにあるモアークにとっては厄どころか
待望の雨になりましたが、まだまだ秋の台風には油断が出来ません。
写真は、朝露が光る里芋の葉です。
雨が降ってからぐんぐん大きくなっています。
アブラ虫について書くのに少し飽きたので、
今回は暦について書きました。
次回こそはアブラ虫の話の続きを書こうかと思います。
では11/9頃までサヨウナラ。
(※1)雑節(ザッセツ): 季節の移り変わり等をよりつかみ易くするために設置された暦。
その他の一般的に雑節と呼ばれる物。
節分、彼岸、社日(しゃにち)、八十八夜、入梅、半夏生(はんげしょう)、土用、二百十日。
説明は省略、各自ぐぐって下さい。
ちなみに二百十日から二百二十日の間に吹く強風を
『野分(のわき・のわけ)』と言い、これは秋の季語になっています。
(※2) 八朔(はっさく)=8/1頃、二百十日=9/1頃、二百二十日=9/11頃のこと。
こちらも気になる方は、各自ぐぐって下さい。
ちなみに柑橘類のハッサクは8/1頃から食べられるようになるから
名付けられたそうです。
(※3)高確率でその天候になる日。
9月では12日が雨の特異日、17日・26日が台風の特異日。
ちなみに10/10は晴れの特異日というのはガセネタです。