4000ヘクタール減。でも8万トン供給過剰。

 

こんにちは。今日は久々に晴れました。このところ、雨続きでしたから、気持ちがいいものです。仕事の合間に眺める筑波山もくっきり綺麗に見えました。昔から、「西の富士、東の筑波」なんていわれているようで、標高は800m台と低いですが、なかなか見ごたえのある立派な山なんです。我々、つくばの農業者は日ごろから筑波山を眺め、山肌に雲がかかり始めるとまもなく雨が降る、と言った具合に農作業をする際にもお世話になっております。あー、写真を一枚撮ってくればよかった。機会があれば綺麗な筑波山を撮って載せます。

さて、今朝ニンジン畑を観察したところ、だいぶニンジンが大きくなっていてびっくりしました。雨の前と比べるとグンと成長しました。9月は記録的な少雨でしたが、ニンジンも水分を欲していたのでしょう。そこへまとまった雨が降り、一気に大きくなりました。感動的。

ninnjinnseichou.jpg

それから雨が降り続いて雑草も元気に芽をだしました。ただちに除草にかかりたいと思います。しかし、植物の成長を目の当たりにすると感動するものです。それも自分の手で育てているものでしたら感動もひとしおです。しかしまだまだこれから。除草、間引き、中耕とまだまだ収穫までにやるべきことがたくさんあります。

それからちょっと気になったので。先日の農業新聞にお米が8万トン供給過剰との記事が出ていました。作況指数は98とほぼ平年並みの出来だったようです。しかし、8万トンも供給過剰なの!?とのことにびっくり。日本人が米を食べなくなってきたことは周知の事実ですが、余りすぎ。そんなに余っているにもかかわらず、さらに驚くべきは前年よりも4000ヘクタールも栽培面積が減っていると言うことです。4000ヘクタール=40k㎡?ものすごい減っているじゃないですか。米が余りすぎて、米を原料にした容器、日用品、化粧品などの研究開発を頑張っている人たちもいるようですが、とにかく日本人はそんなにお米を食べなくなったのか・・・と驚きました。お米はバランスよく、ビタミンやたんぱく質、糖質がとれて、とても体によいのに・・・。せめて、自分は食べるぞ!と思うのです。誰もお米を作る人がいなくなったら困るぞ!と思う今日この頃であります。

ではまた次回。

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