こんにちは。
もう春休みに入った学生さんなどもたくさんいるのでしょうか。今日は3連休の真っ只中ということもあり、
行楽日和と思いきや、突風吹きすさぶ大荒れの天気でしたね。折角の連休なのに・・と思った方も沢山
いたことでしょう。
前の晩で強い風は過ぎ去ったものと油断していたら、つくばでは昼前から風が強まり、大変でした。
作業がはかどらない、はかどらない。酷いものでした。農業をやっていると、個人的には寒さ暑さより
も、雨よりも何より風が一番困ります。作物は風に揺さぶられて収穫しづらいし、マルチやトンネルは
突風で剥ぎ取られるし、何より自分の手足が思ったように運べず、疲れるだけ疲れて作業が遅々とし
て進まない。機動力がガタ落ちです。だから、天気予報を見るうえでもまずは翌日の風向き、風の強
さを確認します。全く、「風吹けば桶屋が儲かる」なんてことわざがありますが、風が吹いても、農業に
おいては損をすることの方が多いように思います。
でもですね、そんな風の強い中でも大地に根を張って、たくましく野菜達は育ってくれているので
す。今日の一枚はソラマメです。
強風に煽られながら、今日もしっかり生きています。秋に植えたソラマメも、冬の寒さに耐え、春の
嵐に耐え、収穫の時を待っています。よく見てください。花が付いていますよ。
先日のブログで、仲間の伊藤氏が「植物工場」に関して記していましたが、野菜は風雪に耐え、
暑さ、寒さを乗り越えてこそ本物の野菜になると思うのです。土耕栽培はもちろんのこと、太陽や雨、
風など地球の恵を受けてこそ本当の野菜だと思うのです。皆さん、どう思われますか?
植物工場の野菜も本物の野菜だと思われますか?
今日はこんなところで。
では、また次回