こんにちは。
秋も深まり、もう11月。あの暑かった夏が懐かしい今日この頃です。
しかし、畑には暑さの名残がまだまだあって、今年は暑さのせいで秋になっても虫が多く、
アブラナ科野菜の葉の所々が食害にあっていたり、生育が遅れていたりと色々暑さの影響は
残っています。それでもこのところ急にキャベツや大根、人参が大きくなってきました。
収穫が待ち遠しいです。人参は特にお待ちいただいているお客様が多いようなので、
早く大きくならないかな、と願っています。11月上旬~収穫開始します。
それから今日は写真を2枚。
まずはこれ↓
そう、ソラマメです。ちょっとピンボケ気味ですが・・。
ソラマメの旬て分かります?
初夏。関東だと5月~6月ですね。今から播種して、育苗して、定植して、寒い寒い畑で
じわじわ大きくなり、春に小さな花を咲かせてようやく実をつけるわけです。
その間約8ヶ月。長いですね。苗が大きくなりすぎてしまうと寒さにやられてしまうし、
播種が遅すぎると株が大きく育ちません。播種の適期はおそよ1~2週間くらいでしょうか。
植物って繊細ですね。
で、もう一枚はこれ↓。
もさもさです。
キャベツの苗ですね。富士早生甘藍という品種です。
こちらも4月~5月に収穫の予定のキャベツです。これまた時間がかかるんですね。
この苗よ~く見ると、結構苗の大きさがまちまちなんです。
「固定種」だから、というのもあるのだと思います。
「固定種」、「F1」と種子には種類がありますが、富士早生は固定種です。
「固定種」の説明はここでは省くとして、今は売られている野菜のほとんどが「F1」です。
「F1」は「固定種」と比べると、作業効率や収量、耐病性など色々な優位性があり、
個体差や個性がある「固定種」は商業的に扱いづらいもの。
でも、美味しさや育てる楽しさは固定種に軍配があがるのでは、と思っています。
野菜作りを楽しみたい!と考え、今回は富士早生甘藍の栽培に挑戦です。
で、野菜作りも子育ても同様かな、と少し考えてみました。
まだ小さいうちは、毎日毎日目配り、気配りをし、一人前になるまで大事に育てます。
過保護や放任しすぎも駄目。難しいですね。
実際の子育てでは、私は子供を甘やかしてしまうこともしばしば。
「F1」のようにできる子をそだてるのもよし、「固定種」のように個性がある子に
育てるもよし。どちらを育てるのも簡単では無いと思いますが。
で、私は野菜作りも子育てもまだまだです。
ということで今日はこの辺で。