マルシェ報告

さわやかな天気がつづいていますね。

 

そんな陽気に誘われて出店してきましたよ。東京青山の国連大学前のマルシェに。

 

いつもの事ながら、トマトジュースの試飲は好評です。これを武器に有機栽培の素晴らしさをアピールしようとしていますが、なかなかね、上手ではないです私。

場数を踏んで訓練していくしかないでしょう。

 

お客さんの出足もまあまあでした。(場所がいいのでしょう)

スーパー、デパートの売り上げが減少し、コンビニもかつての勢いはない。

ネット販売は年30%増だそうだ。

マルシェなんて特に品揃えは豊富でもないし、

足を運ばないといけないので、効率的ではないと思う。生産者にとってもね。

しかし、このような対面式のマルシェに注目が集まる。

直売所と同じ感覚で食材に対して安全なイメージがあるのでしょうか?

どうやら会話を楽しみたいらしい。つまり情報が不足しているわけですわ。

消費の媒体ってこれからどうなるのかわかりませんが、流通に対しても生産者が責任を持つことが重要です。人任せにせずにね。

 

 しかしまあ、関係者も出店者も皆若いですね。いい事です。

 

地道な活動を続けてモアークのファンを増やしていきたいと思います。

 

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丹羽さんの記事

みなさんこんにちは。

 9月14日の日経

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『徴農制』という文言を近年見かけるようになりました。いわば農業に強制的に従事させるという制度。ニートや若年労働者の失業、非正規雇用の問題の解決策として取り上げられる事があります。

農家にとっては安い労働力を提供できるメリットがあるとか書いてありますね。

強制労働というのは賛成できないところではありますが、

土いじりが嫌いじゃない人は少なくないと思いますし、都市で生まれ育った人たちにとっても経験するという意味では一理あるかなと思いますが、要はそれを通して農業を職業として考えることができるか。

趣味として家庭菜園をやろうと思う人は増えるかもしれないが、業となるとまた別の話になる。

大きな問題は、農業従事者は労働に見合った対価を十分得られていない、そこにあるわけですよ。

儲かる仕組み(このような言葉は好きではありませんが)がつくられ産業化がすすめば、優秀な人材が流入してくるだろうと考えている人は多いわけで、そこで『移民受入』や『徴農制』のようないろいろな発想がでてきているものと思います。

 

話は少しそれますが、グーグルの人材流出の記事が以前載っていました。

従業員のほとんどが4年か5年を期限としてストックオプションを付与されており、その期限を過ぎると、従業員たちは新たなチャレンジ先を探すことに意義を感じるらしい。

おそらくストックオプションを行使して得られた収入は相当なものだと思いますが、優秀な人材ほどチャレンジスピリットを持っているわけですよ。そして新市場を開拓していくと。

 

新規就農にはそれなりの資金が必要で、まだ成功事例が少ない。

しかし農業、特に有機農業は チャレンジスピリットをくすぐるようなものが沢山あり、モアークはそこに魅力を感じた人間が集まった集団ですが、

参入が容易になってくると、うかうかしていると置いていかれてしまうなと記事を見て自戒してみました。競争相手は日本人だけとは限りませんからね。

  

 

 

 

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8日

8日の日経。

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貸農園を今後利用したい人は32%もいるとのこと。農に関心がある人は多いのですね。

これは一時的なブームなのか?生産者に対する不信感からなのか?

少し考えさせられる事です。

   ところで、関心はある人たちは虫とかは平気なんですかね? 

無農薬、有機栽培に挑戦するならば、虫たちは『敵』ではなく『仲間』になりますので、

その辺を理解してくれる人が増えればいいなと思ふ。

 ともあれ、世代を問わず楽しめる、収穫時に達成感が得られる、てのがいいのでしょうな。

 

 

 

自分用の水筒やペットボトルを携帯する人が増え、粉末飲料が売れているとのこと。

べジパウダーの出番じゃないですか!。水筒系の方ぜひどうぞ。

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今日はヤサイの日なんですと。

みなさんこんにちは。831の日担当伊藤です。

台風が近づいています。風が強くなってまいりました。生産組は台風対策に勤しんでおります。

何事もなく過ぎ去ってくれることを祈ります。

 

さてみなさん、投票所へは行きましたか?参政権は昔の人が命をかけて勝ち取った権利なので欠かさず投票したいと思っていますが、今回の選挙は海外でも関心が高かったようですね。

今日の新聞を読みますとBBCでは鳩山代表の会見を生中継したとか。

 

今回与党に躍り出た民主党はさまざまな公約をかかげていますが、結果的に重税にならなか心配する声も上がっています。

昨日の日経新聞の気になる記事を見つけました。
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米国には貧しい世帯を支えるフードスタンプなるものがあるらしく、政府が食費を負担してくれるらしい。クレジットカードの要領で利用できるようになったら利用者が増え、そこに農家などが目を付けて収入増を見据えているとのこと。

 

日本ではエコカー減税やエコポイントなど特定の商品に対して優遇措置をとっていますが、

今後成長を促す産業に対して、消費を刺激するという税金の使い方はいいことだと私は思う。

 

有機農業を推進させようと考えているならば、農家に直接税金をつぎ込むのではなく、(米国のフードスタンプのような)消費者の有機生産物の購入意欲を掻き立てるような政策を期待したいですね。

その結果みな健康になり医療費が削減できた、なんてなったらいいじゃないですか。

 

国の借金が800兆円?医療費が34兆円ですか・・・がんばってほしいと思います。

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奄美の危機

みなさんこんにちは。今週33になる伊藤です。

 

世の中お盆休みも終わり、夏休みもあと半月。梅雨明け宣言もなしに涼しい夏が通り過ぎようとしています。

夏を楽しんでいますか?。時には南国の島でバカンスをしたいなあと思っていたところ、気になる記事を見つけました。

昨日の日経新聞に「長寿の島・奄美に危機」という見出しあり。

長寿のイメージが強い奄美ですが、65未満の男性の死亡率が高く、05年調査で男性の平均寿命が全国平均より3・2歳も短いという結果が出ているとの事。

食生活の欧米化が原因と考えられるそうです。その風土にあった食べ物を食べることは本当に重要ですね。

風土に合った作物、これはAランク有機野菜の基準にも外せないものです。

 

最後に今日の一枚。先週表参道のファーマーズマーケットに出店した時の写真。

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今回は連休に入っていたのでお客さんは少なかったのですが、9月5日、6日には国連大学前に出没する予定ですので、みなさん来てください。

 

 

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