こんにちは~。
先日、会社の人間何人かで埼玉のふじみ野に行ってきました。
目的は無農薬リンゴで有名な木村秋則さんと野口種苗の野口勲さんの講演を聴くためです。
野口さんの話しは自家採種の利点、F1種の作られる過程、危険性などを
とても解りやすく話して下さりました。
いままで、もやもやとしか解らなかったことを
すっきりと理解することが出来ました。
改めて、モアークでも自家採種に取組みたいと強く思いました。
木村さんの本は何冊か読んだことがあり、
畑に肥料を施さず、作物を自然のままに育てるという考え方は、
モアークの理念にも通じるところがあり、(草堆肥は施しますが)
前々から興味を持っていました。
講演の中で一番印象に残ったのは、
「農業は作物を作るのではなく、作物の手伝いをしているのだ」
という言葉です。
まさしく、その通りだと思いました。
生産をしていると、どうしても
「早く育てよう」とか「病気がでないようにしよう」とか
人間の都合で考えてしまいがちですが、
作物の気持ちになって、
生長のお手伝いをするという謙虚な気持ちになってこそ、
本当に人間がするべきことが解ってくるのかなと思いました。
この気持ちを忘れず明日からも野菜のお手伝いに励もうと思います!では!