丹羽さんの記事

みなさんこんにちは。

 9月14日の日経

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『徴農制』という文言を近年見かけるようになりました。いわば農業に強制的に従事させるという制度。ニートや若年労働者の失業、非正規雇用の問題の解決策として取り上げられる事があります。

農家にとっては安い労働力を提供できるメリットがあるとか書いてありますね。

強制労働というのは賛成できないところではありますが、

土いじりが嫌いじゃない人は少なくないと思いますし、都市で生まれ育った人たちにとっても経験するという意味では一理あるかなと思いますが、要はそれを通して農業を職業として考えることができるか。

趣味として家庭菜園をやろうと思う人は増えるかもしれないが、業となるとまた別の話になる。

大きな問題は、農業従事者は労働に見合った対価を十分得られていない、そこにあるわけですよ。

儲かる仕組み(このような言葉は好きではありませんが)がつくられ産業化がすすめば、優秀な人材が流入してくるだろうと考えている人は多いわけで、そこで『移民受入』や『徴農制』のようないろいろな発想がでてきているものと思います。

 

話は少しそれますが、グーグルの人材流出の記事が以前載っていました。

従業員のほとんどが4年か5年を期限としてストックオプションを付与されており、その期限を過ぎると、従業員たちは新たなチャレンジ先を探すことに意義を感じるらしい。

おそらくストックオプションを行使して得られた収入は相当なものだと思いますが、優秀な人材ほどチャレンジスピリットを持っているわけですよ。そして新市場を開拓していくと。

 

新規就農にはそれなりの資金が必要で、まだ成功事例が少ない。

しかし農業、特に有機農業は チャレンジスピリットをくすぐるようなものが沢山あり、モアークはそこに魅力を感じた人間が集まった集団ですが、

参入が容易になってくると、うかうかしていると置いていかれてしまうなと記事を見て自戒してみました。競争相手は日本人だけとは限りませんからね。

  

 

 

 

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8日

8日の日経。

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貸農園を今後利用したい人は32%もいるとのこと。農に関心がある人は多いのですね。

これは一時的なブームなのか?生産者に対する不信感からなのか?

少し考えさせられる事です。

   ところで、関心はある人たちは虫とかは平気なんですかね? 

無農薬、有機栽培に挑戦するならば、虫たちは『敵』ではなく『仲間』になりますので、

その辺を理解してくれる人が増えればいいなと思ふ。

 ともあれ、世代を問わず楽しめる、収穫時に達成感が得られる、てのがいいのでしょうな。

 

 

 

自分用の水筒やペットボトルを携帯する人が増え、粉末飲料が売れているとのこと。

べジパウダーの出番じゃないですか!。水筒系の方ぜひどうぞ。

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今日はヤサイの日なんですと。

みなさんこんにちは。831の日担当伊藤です。

台風が近づいています。風が強くなってまいりました。生産組は台風対策に勤しんでおります。

何事もなく過ぎ去ってくれることを祈ります。

 

さてみなさん、投票所へは行きましたか?参政権は昔の人が命をかけて勝ち取った権利なので欠かさず投票したいと思っていますが、今回の選挙は海外でも関心が高かったようですね。

今日の新聞を読みますとBBCでは鳩山代表の会見を生中継したとか。

 

今回与党に躍り出た民主党はさまざまな公約をかかげていますが、結果的に重税にならなか心配する声も上がっています。

昨日の日経新聞の気になる記事を見つけました。
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米国には貧しい世帯を支えるフードスタンプなるものがあるらしく、政府が食費を負担してくれるらしい。クレジットカードの要領で利用できるようになったら利用者が増え、そこに農家などが目を付けて収入増を見据えているとのこと。

 

日本ではエコカー減税やエコポイントなど特定の商品に対して優遇措置をとっていますが、

今後成長を促す産業に対して、消費を刺激するという税金の使い方はいいことだと私は思う。

 

有機農業を推進させようと考えているならば、農家に直接税金をつぎ込むのではなく、(米国のフードスタンプのような)消費者の有機生産物の購入意欲を掻き立てるような政策を期待したいですね。

その結果みな健康になり医療費が削減できた、なんてなったらいいじゃないですか。

 

国の借金が800兆円?医療費が34兆円ですか・・・がんばってほしいと思います。

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奄美の危機

みなさんこんにちは。今週33になる伊藤です。

 

世の中お盆休みも終わり、夏休みもあと半月。梅雨明け宣言もなしに涼しい夏が通り過ぎようとしています。

夏を楽しんでいますか?。時には南国の島でバカンスをしたいなあと思っていたところ、気になる記事を見つけました。

昨日の日経新聞に「長寿の島・奄美に危機」という見出しあり。

長寿のイメージが強い奄美ですが、65未満の男性の死亡率が高く、05年調査で男性の平均寿命が全国平均より3・2歳も短いという結果が出ているとの事。

食生活の欧米化が原因と考えられるそうです。その風土にあった食べ物を食べることは本当に重要ですね。

風土に合った作物、これはAランク有機野菜の基準にも外せないものです。

 

最後に今日の一枚。先週表参道のファーマーズマーケットに出店した時の写真。

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今回は連休に入っていたのでお客さんは少なかったのですが、9月5日、6日には国連大学前に出没する予定ですので、みなさん来てください。

 

 

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においます。

皆さんこんばんは。におわない伊藤です。

 

今日堆肥場で草の切り替えし作業を行っているようで、事務所にすっぱいにおいが届いております。

水をかけながら、山積になった草をかき混ぜるような作業ですが、草を醗酵させるという、いわば糠床を作るようなイメージです。いい糠床が美味しい糠漬けをつくるように、よい堆肥がよい土、よい野菜を作ります。

 好きな人はこのにおいだけでご飯3杯いけるはずです。みなさんもご自宅で試してください。

(参照:誰にでもできる有機農業 P99)

 

ところで今年の夏は異常気象ですね。みなさんのお住まいの町はいかがでしょうか?日照不足で農作物が全国的に打撃を受け、野菜の価格が高騰しています。

このような日照不足の時にこそ有機野菜と農薬を使った慣行野菜の差がでてくると思いますね。

植物は光合成と土から養分を吸収しますが、有機栽培された作物は根が地中深くまでしっかりと張るので土から養分を吸収する力があります。日照不足時には光合成が低下してしまいますが、それを補うことができるのです。

反対に慣行栽培は根が張らずに葉ばかりが大きくなるので、光合成が低下すると影響がでてしまうと考えられます。

そう考えると、有機栽培というのは農薬を使用する慣行栽培に比べてリスクが低い、と言えると思いますね。

 

最後に今日の1枚。マイホームで有機栽培しているアサガオです。藍よりも青し。

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