プロフェッショナル

こんにちは。

いよいよ2009年も終わりを迎えようとしています。

12月のつくばは夜の冷え込みが最近厳しく、毎朝のように降霜で地面が真っ白に
なっています。そんな中、畑の野菜たちも寒さの中頑張っています。

ニンジンはこれから寒さが増して益々美味しくなると思います。

生でサラダに加えたり、炒めたり、スープやカレーなど色々お試しください。

さて、先日、農園の野菜を日頃から使っていただいてるお得意様のひとつ、 
「銀座うかい亭」さんに家族で伺いました。

http://www.ukai.co.jp/ginza/

こちらは鉄板焼きのお店で、食材はもちろんのこと、内装や食器、家具までこだわりの品を
使われているお店です。お客様の目の前で色々な食材を、専属のシェフに大きな鉄板で
調理していただけるという、目でも料理を楽しめるお店です。食後のデザートも魅力的です。

もう何年も前から、野菜やハーブ、イチゴなどを使っていただていますが、
そんな中で、私が伺ったときには、モアークのリーキやカリフラワーなどを使った料理を
だしていただきました。

リーキはマリネの一部に、カリフラワーはクリームスープの中に
入っていて、とても美味しく調理されていて驚きました(私の拙い言葉だけでは全てを正確に
伝え切れませんが・・)。

料理のひとつひとつにこだわりが詰まっていて、肉や野菜につけるソース
ひとつとっても幾種類もの食材が使われていて仕事が細かい。焼き加減ひとつとっても
一番美味しい状態でお客様に提供する。何処をとってもプロフェッショナルなわけです。

こういったところでモアークの野菜が使われ、その料理を楽しみにしていてくれるお客様も
沢山います。責任の重さを感じます。

「銀座うかい亭」さんのようなミシュランで☆を獲得する高級料理店だけでなく、
毎日の家庭の食卓にも、モアークの野菜が並びます。どのお客様にもベストなモアークの野菜を
提供したいし、それができるのがプロなんだと思います。

私は、野菜作りのプロでありたいと思いますね。

お客様に接することで、私のモチベーションも上がり、「頑張るぞ!」という気持ちになります。

私たちの作る野菜がどのように調理をされ、提供されているのか、というのを見るのも
とても勉強になります。

そんなに頻繁には色々なお店に伺えませんが、出来る限り行きたいな、と常々思います。
今日はこんなところです。

では、皆様良いお年を。来年もモアークの野菜をお願い致します。

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ロマ〇スコ

こんにちは。師走です。師走も師走もう半ばです。

寒くなってはきたものの、そんなに寒さは厳しくないですね。我が家は暖房を入れていません。コタツも床暖房もストーブもありません。貧しいからというのもあるのかもしれませんが、そんなに寒くないということでもあります。家族3人分の二酸化炭素のみで室内を温めます。珍しいですかね?

寒さが厳しくないと言えば、やはり地球規模で温暖化が加速しているのでしょうか。大きな氷山が南極から漂流しだしたり、海面上昇で陸地が水没したり、永久凍土が溶け出したりと色々なニュースを耳にし、目にします。遠い世界の話じゃないんですよね。関係ない話じゃないんですよね。実際畑仕事をしていても越冬する虫が段々増えてきたような気がしています。日本も温帯から亜熱帯にあったら、作れる作物も減ってしまうんだろうな、と思ってしまいます。10年後どうなっていますかね。不安です。

さて、今日はずっと楽しみにしていた野菜を収穫しました。

romane1.jpg

これです。アブラナ科です。分からないですよね。もったいつけます。

romane2.jpg

そうです。あのロマネスコです。とうとう収穫期を迎えました。

見ていて飽きないですね。なんでこんなに不思議な形なんでしょう。

しかし、日本で見られるようになったのはつい最近ですよね。10年前には見たことも聞いたこともありませんでした。カリフラワーの親戚みたいなものですね。イタリアからやってきた野菜です。イタリアでも本格的に生産が始まったのはそんなに昔のことではないようです。

とても形が綺麗なので、事務所まで持ち帰り、きちんと葉を切り落としてもう一度撮影してみました。

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堂々と鎮座しておられます。

さて、どうやって食べましょう。

皆さんにもお届けできる日は近いと思います。お楽しみに。

ではまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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幾何学模様のアレ

こんにちは。

たった今収穫を終えて、デスクに向かったところです。

今朝はとても気持ちの良い朝でした。筑波山を望む畑で、辺りは静寂に包まれる中で純白のカリフラワーを収穫して参りました。聞こえてくるのは鳥のさえずりくらい。贅沢なものです。晩秋のつくばは日差しも気持ちよく、とても快適な気候です。

karibatake.jpg

さて、カリフラワーですが、収穫最盛期です。今年は状態の良いものが多いです。12月~1月の初めくらいには収穫を終えようかと思っていますので、どうぞお早めに。モアークのカリフラワーは生でもいただけますよ。それから、カリフラワーは加熱しても栄養価が損なわれにくい野菜です。ビタミンCの含有量は、冬の野菜の中でもトップクラスです。風邪の予防やお肌のためにもお勧めです。

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最後に、カリフラワーの隣の畝に目を移してみました。今年から栽培を始めたロマネスコです。ぴんと来ない方もいらっしゃるでしょう。あの独特の幾何学模様というかなんというか、説明の難しい形をしたアレです。まだ、街中のスーパーではあまり見かけませんね。浸透していないし、作っている人も少ないのであまり流通していないのでしょう。モアークでは、カリフラワーと同じ時期に栽培を始めたのですが、まだできていません。今日、株の中心を覗いて見たところ・・・。ありました!!!

いやあ、嬉しいですね。収穫まで、あと2~3週間といったところでしょうか。楽しみです。薄い緑色の幾何学模様のアレを見るのが待ち遠しいですよ、実に。

 

romane.jpg

収穫適期になりましたら即お伝えします。お楽しみに。

角田

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「奇跡の・・・」

 

こんにちは。今日は快晴です。朝から気持ちよく農作業をし、

深まる秋とともに著しく成長している作物をデジカメに収めて皆さんにお届けする予定でしたが

前回に引き続きデジカメがありませんでした・・・。

実の締まった純白のカリフラワーや、花蕾をつけ始めて朝露に濡れるスティックセニョール、

引き締まったオレンジ色の体躯が陽光に照らされているニンジンなど多数ご紹介したいものが

あったのですが、また次回です。

今日はこのような文体でおおよそのニュアンスだけでも感じてください。

カリフラワーはもうじき出荷予定です。お待ちどうさまでした。

 

さて、画像がないので話題を変えます。

先週つくば市内である講演会がありました。

あの「奇跡のリンゴ」で有名なの木村秋則氏の講演会です。

初めてお目にかかったのですが、会場は大盛況で多くの人で賑わっておりました。

「自然栽培」に並々ならぬ情熱を傾け、言葉には表しきれないであろう苦労を重ねたから

こそでしょう、お話をする言葉にとても力がこもっているな、と思いました。

農業をやる方もそうでないかたも、機会があれば一度はお話を聞かれたらいかがでしょうか。

興味深いお話がいろいろ聞けるはずです。

「奇跡のリンゴ」で思い出しました。我がモアークにも奇跡のリンゴならぬ、「奇跡の柿」が

あると小耳にはさんだので今度見てきます。

詳細はまた後ほどお知らせしたいと思います。

いつも長々と書いてしまうので今日はこの辺でサクッと終わらせようと思います。

ではまた次回。

 

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有機農業映画祭

こんにちは。11月に入りましたね。早いもので、今年もあと2ヶ月をきりました。畑の野菜も日に日に大きくなり、収穫も近づいてきたと感じる今日この頃です。

今日は筑波学院大学(つくば市)で行われた有機農業映画祭に行ってまいりました。「食の未来」と「いのちを耕す人々」の2本立てでした。多くの生産者や生協、NPO法人などが共催して行われ、多くの方々が訪れてくださいました。私は、ホールの外で他の生産者の方々と有機野菜を来場者に配っていたのですが、多くの方が有機農業に興味を持ってくださっているということが実感できましたし、他の生産者の方とも話すことができて有意義な1日を過ごすことができました。欲を言えば、さらに多くの方々に有機農業に触れてもらえたらいいな、と思います。

つくばは有機農業をするには恵まれた土地です。多くの生産者仲間もいますし、消費者の方とも触れ合うことができる機会も多いです。皆さんも注目していてください。

で、今週の気になる新聞記事。10/30の農業新聞に、「9月の生鮮野菜の輸入量27%増」とありました。さらに、「中国産を敬遠するムードはなくなり、国産が高ければ即輸入を使う傾向が強まっている」とありました。ショック・・。全ての輸入物がそうだとは言いませんが、多くは野菜の形をした野菜モドキです。野菜モドキの栄養価の無さを知っても皆さんそれを食べ続けるのでしょうか。せっかくお金を払うのなら、それ相応の価値のあるものを買っていただきたいと思うのです。それからせっかく国産があるのだから、国産品を応援していただきたいと思うのです。モアークの有機野菜もよろしくお願いしますね。

 

今日はデジカメが使えず、写真無しですみません。

ではまた次回。

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